湯布院(大分県由布市湯布院町)
由布院温泉(ゆふいんおんせん)は、由布岳の恵みを受けた、豊富な湯量を誇る温泉です。かつてはひなびた温泉で、団体観光客向けの大型ホテルや歓楽街は整備されていませんでした。
また、大規模なリゾート開発にも反対をし、町の景観を守る運動をしてきました。
これが功を奏して、現在女性が訪れたくなる温泉第1位になっています。
また、連続テレビ小説「風のハルカ」の舞台としても有名です。
(交通:JR九州久大本線由布院駅)►地図はこちら
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パラグライダーのスポットらしいですが、伐株山には、こんな話があるそうです。
「昔、この地に天にも届くクスの木がそびえておって、玖珠ちゅう地名がついたんじゃ。
あまりにも大きいから、年中陽も差さん。
そこで通りかかった大男に、この木を切ってもらうことにした。
大男は万年山(はねやま)と大岩扇山(だいがんせんざん)を足場にして
巨大なクスの木を切りたおした。
そのきりかぶが、この伐株山(きりかぶさん)。
クスの木から鳥の巣が落ちた所が、とす(鳥栖)。
ここまでは、くるめえ(久留米)。
クスの葉が最も遠くへ届いた所が、はかた(博多)。
倒れた木が川をセキとめ、その水がひいたあとが、ひた(日田)
・・・になったとさ。オシマイ。」
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手前のこいのぼりは、大きさ50mもある、ジャンボこいのぼりです。